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離乳食の進め方
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【これで安心】離乳食の期間について徹底解説!離乳食はいつからいつまでが適切?

離乳食はいつまで? 初期〜完了期を徹底解説! 進み方ガイド
sabuji
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赤ちゃんの成長に合わせた離乳食は大切です。しかし、離乳食の進め方が適切なのか、不安を感じるパパ・ママも多いです。この記事では、離乳食の基本的なポイントを解説します。離乳食への不安が解消されるだけでなく、赤ちゃんの成長を食事面からサポートすることが可能です。

食事の時間が、赤ちゃんにとっても家族にとっても、かけがえのないひとときになります。お子さまの健やかな成長につなげたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

離乳食はいつまで食べさせる?

バナナを使った離乳食

離乳食は生後5〜6か月頃から始め、18か月頃までの完了が目標とされています。ただし、子どもの発達には個人差があるため、成長に合わせて離乳食を進めることが大切です。以下2つについて解説するので参考にしてください。

  • 離乳食の目的
  • 離乳食完了の目安

離乳食の目的

離乳食は、赤ちゃんの健康的な成長にとって欠かせません。母乳やミルクだけでは不足しがちな栄養素を、固形食から効果的に補えます。離乳食を通して、赤ちゃんは自分で食べる力を身につけ、豊かな味覚を育めるようになります。

離乳食を通して、必要な栄養をしっかりとり入れ、体づくりの土台を形成させましょう。家族と一緒に食事をする機会が増えることで社会性が育まれ、食文化への理解も深めることが可能です。適切な時期に、適切な方法で離乳食を進めていけば、赤ちゃんの健やかな発達を支えます。

離乳食完了の目安

赤ちゃんがスプーンで離乳食を食べさせられている様子

離乳食完了期は、一般的に生後12~18か月頃のことを指します。離乳食完了期になると、赤ちゃんは大人と同じような食事を食べられます。離乳食完了期の目安は、以下の通りです。

  • 赤ちゃんが自分で食べる力を十分に身につけている
  • 食べ物をしっかりと噛むことができる
  • さまざまな食材を扱えるようになる

離乳食完了期には、1日3回の食事に加えて、1~2回のおやつを与えるのが一般的です。

さぶじ
さぶじ

栄養のほとんどを離乳食からとるようになる時期だよ
規則正しい食事時間を意識しょう!

» 離乳食の進め方

もっと詳しく離乳食の進め方を知りたい方は、こちらを参考にしてください。

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離乳食の進め方

幼児がスプーンを口にくわえている。

離乳食は赤ちゃんの成長に関わるため、ポイントを押さえながら進めなければいけません。離乳食の進め方について、3つの時期に分けて解説します。

  • 離乳食初期(5~6か月頃)
  • 離乳食中期(7~8か月頃)
  • 離乳食後期(9~11か月頃)

離乳食初期(5~6か月頃)

離乳食を始めるタイミングは、赤ちゃんの成長に合わせて生後5~6か月頃が最も適しています。はじめは少量から始め、赤ちゃんの反応を見ながら徐々に量を増やしていくのがポイントです。食事の回数は、1日1回からスタートし、赤ちゃんが慣れてきたら1日2回に増やすのが理想です。

離乳食初期では、次の4点に注意してください。

  • お粥や果物のペーストなど、やわらかくて消化しやすいものを選ぶ
  • 塩分や砂糖は使用しない
  • アレルギー予防のために、新しい食材は1つずつ少量から試す
  • スプーンの使用にも徐々に慣れさせる

母乳やミルクは引き続き主食として与え、離乳食はその後に食べさせます。食事の時間は、10分~30分程度を目安にするのが理想です。温かい雰囲気を作り、コミュニケーションを育んでいくことが、離乳食成功のカギになります。

さぶじ
さぶじ

5~6ヶ月は「がんばってゴックン」する時期。
食べることに慣れていこう!

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離乳食中期(7~8か月頃)

幼児が笑顔で椅子に座っている

離乳食中期は、赤ちゃんの食べる力を育む大切な時期です。離乳食中期に気をつけるべきポイントは、次の5点になります。

  • やわらかく煮た野菜や蒸した魚など、少し固めの食材を取り入れ、噛む力を養う
  • 1日2回程度の食事回数を目安に、細かく切った食材でモグモグと噛む練習を始める
  • 赤ちゃんが自分で食べることに興味を示したら、指でつかみやすい食べ物を用意する
  • たんぱく質や炭水化物、脂質のバランスを考え、鉄分の補給も意識的に行う
  • 新しい食材は、アレルギー反応に注意しつつ少量から試す

赤ちゃんの食べたい量を尊重し、無理に食べさせることはありません。母乳やミルクも大切ですが、徐々に必要な量は減っていきます。離乳食で十分な栄養がとれるよう、食事内容を工夫してください。赤ちゃんのペースを尊重しながら、楽しく食事ができる環境を作るのが大切になります。

食べることは、単なる栄養摂取ではなく、豊かな感性を育む営みです。

さぶじ
さぶじ

7~8ヶ月は「つぶしてモグモグ」する時期。
少しずつ固さのある食材にもチャレンジしよう!

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離乳食後期(9~11か月頃)

離乳食後期は、食事の内容と量が大きく変化する時期です。離乳食後期は、赤ちゃんが噛む練習を本格的に始める「カミカミ期」へと移行します。食材選びでは、アレルギーに注意しながら、さまざまな食材をとり入れることが大切です。離乳食後期では、以下のポイントを押さえてください。

  • 野菜や魚、肉などをやわらかく煮たり蒸したりして、小さく切って与える
  • 赤ちゃんが自分の手で食べ物をつかめるようにする
  • 1日3回の食事に加えて、1~2回のおやつをとり入れる
  • 1回の食事量は炭水化物90g、タンパク質15g、野菜・果物30~40gが目安
  • 味付けは薄味を心がけ、甘味や塩味が強すぎないようにする

食事リズムの調整も重要です。家族と同じ時間に食事をする習慣をつけることで、赤ちゃんの食事リズムが安定します。水分補給として白湯や麦茶を飲ませる習慣をつけてください。牛乳は生後1歳から徐々に導入します。

離乳食後期は、赤ちゃんがこれまでの食事経験を積み重ね、自分で食べる力を育てる大切な時期です。離乳食後期の適切な食事は、赤ちゃんの健やかな成長と発達を支えます。

さぶじ
さぶじ

9~11ヶ月は「歯ぐきでカミカミ」する時期
手づかみ食べや、炒め物・揚げ物にもチャレンジしよう!

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離乳食完了期(12ヶ月~18ヶ月頃)

母親が赤ちゃんに食べさている
写真

離乳食完了期は、成長に合わせて食事の内容を大人と同じものに近づけるための大切な時期です。12~18ヶ月頃のお子さんは、食べる種類と量が増えてきます。離乳食完了期では、家族と一緒に食事を楽しむことが大切です。具体的には、以下の点に気をつけてください。

  • 大人の食事を小さくほぐして与える
  • 朝や昼、夜の3食に加えて間食もとり入れ、食事のリズムを整える
  • 赤ちゃんが自分で食器やカトラリーを使って食べる練習をするよう促す
  • 食べ物の硬さや大きさを徐々に普通の食事に近づける
  • 味付けは必ず薄味。大人の1/3程度にする
  • 栄養バランスのとれたメニューを選ぶ
  • コップを使って飲み物を飲む練習をさせる
  • ミルクや母乳は食事の補助として継続しつつ、徐々に減らす

離乳食完了期は、お子さんが自立して食事をするための練習期間です。さまざまな食べ物や食事方法に挑戦させることで、自分で食事を楽しめるようになります。赤ちゃんの成長に合わせて、適切な食事内容と環境を提供してください。

さぶじ
さぶじ

12~18ヶ月は「かんでパクパク」する時期。
この時期は遊び食べも続き、パパ・ママの苦労も続きます。
ここが踏ん張り時、大変ですがいつか必ずキレイに食べられるようになるので、見守ってあげましょう!

はねちゃん
はねちゃん

すごくテーブルや床を汚すけど、許してね。
いつか必ずキレイに食べられるようになるから!

離乳食完了期の食事

離乳食リゾット

離乳期完了気の食事について、次の3つから解説します。

  • 離乳食完了期の食事量
  • 離乳食完了期の食事内容
  • ミルクや授乳の位置づけ

離乳食完了期の食事量

離乳食完了期では、1日3回の食事に加えて、1~2回のおやつを取り入れてください。食事の量は、大人の1/3から1/4程度が目安です。母乳や乳児用フォローアップミルクは食事の補完として続けてください。大切なのは無理に食べさせるのではなく、赤ちゃんの食欲に合わせて食事を提供することです。

具体的には以下のポイントに注意してください。

  • 食べさせる量よりも、赤ちゃんが自発的に食べた量を大切にする
  • 食欲がないときは無理強いせず、次の食事まで待つ
  • 赤ちゃんのペースを尊重し、食事への興味や意欲を育む

食べ残しが出た場合も無理に食べさせてはいけません。次の食事まで空腹を感じられるように配慮することが大切です。

離乳食完了期の食事内容

いんげん
トマト
パウリか
が切ってまな板に置いてある

離乳食完了期では、主食や副菜、主菜のバランスが大切です。主食には、米やパンなどの炭水化物を中心としたエネルギー源を提供してください。副菜や主菜には、野菜や肉、魚などさまざまな食材をとり入れ、必要な栄養素を摂取できるようにします。

食材はやわらかく調理し、小さく刻むことで、赤ちゃんが飲み込みやすくなります。自分で食べる練習をするために、指先でつかみやすい形状の食品を用意するのも効果的です。飲み物は白湯やお茶を中心に提供し、乳幼児用の飲料は適量に留めます。

さぶじ
さぶじ

固さの目安、野菜はスプーンで簡単に切れる固さに加熱。
肉や魚はスプーンで押して簡単につぶせる固さに加熱。
噛みごたえがありつつも、歯ぐきでかめる程度の固さを
意識しよう!

離乳食完了期の食事では、以下の点にも注意してください。

  • 刺激が強い食品や香辛料は避ける
  • 食物アレルギーがなければ、幅広い食材を積極的にとり入れる
  • 鉄分やカルシウムなど、成長に必要な栄養素を意識してとり入れる

ミルクや授乳の位置づけ

離乳食が完了する時期になると、食事から必要な栄養の大部分を摂取するようになります。しかし、離乳期が完了した後でも、ミルクや母乳は大切な役割を担います。離乳食完了期が過ぎても、ミルクや母乳は赤ちゃんの発育に必要な栄養素の補給が可能です。授乳は赤ちゃんに安心感を与え、精神的な安定をもたらします。

赤ちゃんの成長に合わせて、徐々にミルクや授乳の量を減らしていくことが大切です。授乳を止める時期は個々の赤ちゃんの発達によって異なります。無理せずに、赤ちゃんのペースに合わせて授乳を止めてください。

離乳食完了から幼児食への移行

離乳食完了から幼児食への移行について、次の4つを解説します。

  • 幼児食の開始時期
  • 幼児食初期の食事内容
  • 移行期に適した食材
  • 移行期におすすめのレシピ

幼児食の開始時期

幼児が手づかみ食べしている様子

幼児食を始める時期は、一般的に生後1年から1年半ごろです。生後1年から1年半ごろになると、からだを動かすためのエネルギーが多く必要になります。そのため、離乳食だけでは足りず、幼児食が必要です。幼児食の開始時期については、子どもの成長に合わせて開始してください。

幼児食への移行を始めるときのポイントは、以下の通りです。

  • 家族が普段食べている食事を、少しずつ子どもにも与える
  • 子どもの様子を見ながら、食べ物の種類や量を徐々に増やす
  • 子どもが食べやすいよう、食べ物を小さく切るなど、工夫する

子どもの成長に合わせて、無理のない範囲で幼児食を進めてください。心配なことがあれば、かかりつけ医や保健師に相談するのもおすすめです。

幼児食初期の食事内容

幼児食初期の食事では、子どもが噛んで飲み込む練習が求められます。やわらかくて小さく切った食材を中心に提供することが大切です。食事の内容は、以下の点を考慮して選んでみてください。

  • たんぱく質や炭水化物、脂質などの栄養をバランス良くとり入れる
  • 固形の食品を少しずつ増やし、噛む練習ができるようにする
  • 野菜や果物は、煮たものやすりおろしたものから始め、徐々に生ものもとり入れる
  • タンパク質源として、細かくした魚や肉、豆腐などを提供する
  • 主食は、お粥から徐々に普通のご飯やパンに移行させる

ミルクや母乳はカルシウムを摂取するうえで大切ですが、同時に固形食へ移行する必要があります。食塩や砂糖の使用は控えめにし、幼児の味覚を養ってあげてください。幼児が自ら食べやすいよう、指でつかめる形状やサイズに配慮した食事の提供も大切です。

移行期に適した食材

バナナを使った離乳食

幼児食への移行期に適した食材を選ぶことで、子どもの消化機能の発達を助けます。必要な栄養を十分にとり入れるためにも、食材は適切に選んでください。具体的には以下のような食材がおすすめです。

  • やわらかく煮た野菜
  • 蒸したり茹でたりした魚類
  • うどんやそうめんなどのやわらかい麺類
  • 雑穀や白米を炊いた、やわらかいごはん
  • 薄味の煮込み料理
  • 細かく刻んだやわらかい肉類

上記の食材は、栄養が豊富でエネルギーになりやすく、子どもの成長に必要な栄養素を含んでいます。やわらかい食感は、噛む力が十分でない子どもでも食べやすく、食べる力を育てるのに役立ちます。
» 離乳食のうどんレシピ

移行期におすすめのレシピ

幼児食への移行期では、子どもの自立心を育みながら、食べる楽しさを体験させることが大切です。食べやすさと栄養バランスを考慮したレシピとしては、以下のものがおすすめです。

  • やわらかく煮た野菜と鶏肉の照り焼き
  • 豆腐とひき肉を使ったミートボール
  • 野菜入り卵焼き
  • 納豆とうどんやそうめん使ったミニ丼
  • チーズを加えた野菜リゾット
  • 魚と野菜のまとめ煮
  • サツマイモと豆乳のスープ
  • 小魚入りおにぎり

上記の料理は食感がやわらかく、子どもも食事を楽しめます。たんぱく質や鉄分など必要な栄養をバランスよく摂取することが可能です。野菜を楽しみながら食べる習慣をつけることにも役立つでしょう。

さぶじ
さぶじ

大人の料理から取り分けるときも、味付けは大人の1/3程度を意識しましょう。
手作りの場合は、一度子供用の味付けをして取り分けるか、大人は食べるときに、追加で調味料で味を足すなどのひと手間がまだ必要です。

離乳食に関するよくある質問

FAQ

離乳食に関するよくある質問の中から、次の3つについて解説します。

  • アレルギーへの対応は?
  • 食べムラや食べ残しの対策は?
  • 離乳食の量が足りるか心配なときは?

アレルギーへの対応は?

食物アレルギーは、子どもの健康と安全にとって脅威となります。アレルギーが疑われる場合は、医師による正確な診断を受けてください。アレルギーの原因となる食品が特定されたら、その食品を避けつつ、他の食品を少しずつ与えます。

卵や牛乳など、一般的なアレルギー原因食品を与える際には注意してください。最初は少量から始め、アレルギー反応が出ないか観察します。アレルギー症状が現れたら、すぐに食事を中止し、医師に相談してください。アレルギー対応の工夫として、以下のポイントが挙げられます。

  • アレルギー対応の離乳食レシピを活用する
  • アレルギーの原因となる食品の代替品を探す
  • 新しい食品を導入する際は、アレルギー反応の有無に注意する
  • 家族にアレルギー歴がある場合は、慎重に食品を選ぶ

上記の対策を講じながら、子どもの成長に合わせて食事のバリエーションを増やすことが大切です。

さぶじ
さぶじ

初めての食材を取り入れるタイミングは、病院が空いている日の午前中を推奨します。

» 離乳食の卵の進め方

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食べムラや食べ残しの対策は?

赤ちゃんが椅子に座って、離乳食を食べている。

子どもの食べムラや食べ残しは、成長に大きな影響を与えます。食べムラ等を改善するためには、食事が楽しめるような環境作りが大切です。具体的には、以下の工夫をしてみてください。

  • 食事の時間を一定にし、リズムを整える
  • 子ども向けの小さなスプーンやフォークを使わせ、自分で食べる楽しさを促す
  • 食べムラがあっても無理強いせず、次の食事まで待つことで子どもの食欲を尊重する
  • 好き嫌いを減らすために、さまざまな食材を少しずつ繰り返し試させる
  • 料理をカラフルで楽しい形にアレンジし、子どもの興味を引く

子どもの前で食べ物の好き嫌いを口にしないことや、常にポジティブな態度で接するのも大切です。さまざまな味や食感に触れる機会を与えて、食事の楽しさや新しい発見を促してください。

偏食がひどく改善が見られない場合は、小児科医や栄養士などの専門家に相談してください。適切なアドバイスが得られれば、子どもの健やかな成長をサポートできます。

さぶじ
さぶじ

楽しい食事時間を意識しましょう。パパとママが美味しそう食べる姿を見せることも大切。
そのためには、パパ・ママが心にゆとりを持っておける工夫も必要でしょう!

» 離乳食を食べない原因と対処法

離乳食の量が足りるか心配なときは?

離乳食の量が足りているか気になる場合は、体重や機嫌、健康状態をチェックしてください。体重などをチェックすることで、赤ちゃんが十分な量を食べているかどうかを判断できます。食べた量に日によって違いがある場合は、1日や1週間単位でのトータルのバランスを確認してください。

離乳食の時間が楽しいものになっているかも観察してください。赤ちゃんがリラックスして食事を楽しんでいるかどうかは、食べる量に大きな影響を与えます。次の点にも注意しながら、離乳食を進めてみてください。

  • 母乳やミルクとのバランスを見直す
  • 栄養価の高い食材を積極的にとり入れる
  • 子どもが食べやすいように、味付けや食材の大きさなどを工夫する
  • 赤ちゃんが必要とするエネルギーや栄養素が摂取できているか考える
  • 固形物の消化能力や、そしゃく能力の発達具合に注意する

離乳食の進め方に不安がある場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを参考に、赤ちゃんに合った離乳食を提供してみてください。

» 離乳食の量はどれくらい?

まとめ

まとめ図解
離乳食初期
離乳食中期
離乳食後期
離乳食完了のサイン

「離乳食はいつまで続けたらいいの?」という多くのパパ・ママが持つ疑問について、離乳食の目的や各時期の進め方、完了の目安を解説してきました。
離乳食は、赤ちゃんが母乳やミルクだけでなく、固形食を食べられるようにするための食事です。離乳食の目的は、赤ちゃんにさまざまな食材を味わってもらうことです。離乳食を通して、そしゃく能力や自分で食べる力を育んでください。離乳食は、以下のような段階を踏んで進められます。

  1. 初期(5〜6か月頃):なめらかにすりつぶした食べ物を1日1〜2回程度
  2. 中期(7〜8か月頃):舌でつぶせるやわらかさの食べ物を1日2回程度
  3. 後期(9〜11か月頃):歯ぐきでつぶせる固さの食べ物を1日3回程度
  4. 完了期(12〜18か月頃):家族と同じ食事を細かくした食べ物を1日3回程度

完了期には、家族と同じメニューを赤ちゃんが食べられる大きさに調整して提供してください。ミルクや母乳も並行して与えますが、徐々に量を減らしていきます。

離乳食が完了する目安は、赤ちゃんが固形食をしっかり噛んで飲み込めるようになった頃です。一般的には18か月頃までに離乳食を終え、その後は幼児食へと移行します。幼児食では、より固形食に近い食事内容にしてください。子どもの嗜好や消化能力に合わせた食材選びが大切です。

食事の量については、食べムラや食べ残しがあっても無理強いせず、子どものペースを尊重してください。必要に応じて小児科医に相談し、適切なサポートを受けることも大切です。

ABOUT ME
さぶじ
さぶじ
離乳食・幼児食コーディネーター/2児の父
「時短離乳食・幼児食で心に豊かさを」

長女が離乳食を開始した際、何から手をつけて良いのかわからず大苦戦。妻から「手作りの離乳食を」との願いを受け、週末は次週分の離乳食作りに追われる日々を送る。

仕事と子育ての両立の中、離乳食の準備の大変さを痛感。次女が誕生のタイミングで、より効率的かつ適切な方法で離乳食を提供するため、離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取得。

経験をもとに、効率よく、そして健康的な離乳食・幼児食を提供するためのグッズや商品をブログで紹介・レビューしています。

子育ての真っ只中で忙しさを感じているすべてのママ・パパへ。離乳食や幼児食作りに追われる日々から、心に豊かさを取り戻せるような情報を発信しています。

特に、パパたちが主体的に離乳食・幼児食作りに参加することで、家族全体の絆が深まると信じています。
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