卵の離乳食の進め方安心ガイド!アレルギー対策と卵黄・卵白・全卵のレシピ集

離乳食に卵を取り入れるタイミングや順番に悩む方は多いです。
この記事では、離乳食での卵の進め方、卵を使ったレシピ、よくある質問について解説しています。記事を読めば、卵を使った離乳食の不安が解消できます。
離乳食での卵の進め方

卵は栄養価が高く、離乳食に使えば赤ちゃんの成長をサポートできます。しかし、アレルギー反応を引き起こす可能性があるため、慎重かつ段階的に進めなければいけません。段階に応じた離乳食の進め方を説明します。
- 離乳食初期:卵黄から始める
- 離乳食中期:卵白を導入する
- 離乳食後期:全卵へ移行する
離乳食初期:卵黄から始める
離乳食初期は消化がよく、アレルギー反応が少ない卵黄から始めます。卵黄は柔らかく栄養価が高いため、初期の離乳食に適しています。
初めて卵黄を与える際は、次の点をおさえましょう。
- 少量からスタートする
- 茹でた卵黄を細かく潰し、湯やだし汁でのばして、とろとろにする
- 赤ちゃんの体調変化を注意深く観察する
耳かき1杯程度から始め、徐々に量を増やしてください。卵黄を食べた後は、アレルギー反応がないかを確認しましょう。
離乳食中期:卵白を導入する
離乳食中期の生後7〜8か月頃が、卵白を導入するタイミングとして適切です。さまざまな食材にチャレンジしつつ、新しい食材は慎重に取り入れましょう。
アレルギーのリスクがある卵白は、とくに注意が必要です。導入時には以下のポイントをおさえましょう。
- 少量からスタートする
- 少量の卵白を卵黄にまぜて使用する
- 記録を付ける
初回は耳かき1杯程度とし、他の新規食材と同時導入は避けます。アレルギー反応がなければ、数日おいて徐々に量を増やしましょう。反応の有無を見るため、継続的に記録するのがおすすめです。医師の指導があれば、より安心して離乳食を進められます。
離乳食後期:全卵へ移行する
生後9〜11か月の離乳食後期に、全卵(卵黄と卵白の両方)を導入します。小さじ1/4程度から始め、徐々に量を増やしましょう。
生卵は与えず、必ず加熱調理してから赤ちゃんに食べさせてください。スクランブルエッグやオムレツなど、食べやすい形状に調理するのがおすすめです。
他の食材と組み合わせると、さらに食事の栄養バランスが整います。離乳食後期の食事は、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素を適切に摂取するための大切な基盤です。
離乳食で卵を進める際のポイント

卵は栄養価が高く、とくに卵黄にはDHAやコリンなど、成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。一方で、卵はアレルギーを引き起こしやすい食品なので、慎重に取り入れる必要があります。
離乳食で卵を進める際の主なポイントは以下のとおりです。
- 初めて卵を与えるときの注意点
- 卵アレルギーのサイン
- 卵を与える頻度と量の目安
初めて卵を与えるときの注意点
離乳食に卵を初めて取り入れる際は、次の点に注意してください。
- 耳かき1杯程度の卵黄から始める
- 完全に加熱する
- 赤ちゃんの食べる様子や体調の変化を観察する
食後は、アレルギー反応がないか必ず確認しましょう。便秘や下痢など、消化器症状にはとくに気を付けてください。正確な把握のため、卵のみ単品で試す期間を設けることをおすすめします。
家族にアレルギー歴がある場合は、医師に相談しましょう。問題がなければ、徐々に卵の量を増やしていきます。赤ちゃんが卵を安全に楽しく食べられるよう、注意してください。

初めて卵黄や卵白を試すときは、病院が空いている日の午前中を推奨します。
卵アレルギーのサイン
離乳食に卵を使う際は、卵アレルギーのサインを適切に観察することが重要です。卵アレルギーの症状には以下のようなものがあります。
- 皮膚症状(発疹・蕁麻疹など)
- 消化器症状(下痢・嘔吐など)
- 呼吸器症状(鼻水・喘鳴など)
症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください。重篤な場合は、アナフィラキシーショックに至る恐れがあります。卵を食べさせた後はとくに注意深く様子を見ましょう。
子どもの健康を守るため、卵アレルギーのサインを正しく認識し適切な対応を心がけてください。
卵を与える頻度と量の目安
離乳食に卵を使うときは、頻度と量を慎重に調整することが大切です。以下のように段階的に卵を取り入れ、徐々に慣れるよう促しましょう。
- 離乳食初期
- 週1回、耳かき1杯程度の卵黄から始めます。赤ちゃんの様子を細かく観察し、問題がなければ徐々に量を増やしましょう。
- 離乳食中期
- 週2〜3回のペースで、卵白を少しずつ加え始めます。
- 離乳食後期
- 週2〜3回を目安に全卵も使い始めてください。1回あたり小さじ1/4程度から開始し、赤ちゃんの反応を見ながら量を調整します。
卵は栄養価が高く、赤ちゃんの成長に役立つ食材です。適切な進め方で上手に取り入れましょう。
卵の離乳食レシピ

卵はたんぱく質やビタミンなど、成長に不可欠な栄養素を多く含んでいます。離乳食を進める際は、卵黄から始め、徐々に卵白、全卵へと移行するのがおすすめです。
以下のように成長段階に合わせたレシピを取り入れれば、食べやすく栄養バランスの取れた食事を作れます。
- 離乳食初期の卵黄を使ったレシピ
- 離乳食中期におすすめの卵白レシピ
- 離乳食後期の全卵を活用したレシピ
シンプルなものから工夫を凝らしたものまで、赤ちゃんの好みや成長に合わせてレシピを選びましょう。
離乳食初期の卵黄を使ったレシピ
卵黄は優しい味わいと消化のよさから、赤ちゃんにとって食べやすい食材です。ビタミンや鉄分などの栄養価も高く、初期の離乳食に適しています。具体的なレシピは以下を参考にしてください。
- お粥との組み合わせ
- 野菜ピューレとのミックス
- スイーツのような果物入り
- 豆腐との組み合わせ
離乳食に卵黄を取り入れる際は、以下の点に注意しましょう。
- 新鮮な卵黄を選ぶ
- 十分に加熱する
- アレルギーが出ていないか観察する
適切な量と頻度で卵黄を使えば、安全で栄養価の高い離乳食を作れます。
» 離乳食初期の進め方

離乳食中期におすすめの卵白レシピ
離乳食中期には、栄養豊富で食べやすい卵白を使った料理がおすすめです。卵白は食べやすく調理をするのが簡単で、さまざまな料理にアレンジできます。
料理名 | 特徴 |
オムレツ | 優しい味付けにできる |
スクランブルエッグ | 小さく崩して食べやすくできる |
卵とじ | 野菜をとじて一緒に与えられます |
野菜と卵白のスープ | 優しい味わいで栄養バランスがよい |
卵白を使ったベビーフード | 市販の離乳食に少し混ぜるだけで作れる |
卵白の扱いに慣れると、全卵への移行もスムーズです。卵白入りのレシピを始めて、赤ちゃんの成長を見守りましょう。
» 離乳食中期の進め方

離乳食後期の全卵を活用したレシピ
離乳食後期は、使える食材の幅が広がる時期です。全卵はたんぱく質やビタミンなど赤ちゃんの成長に不可欠な栄養素を豊富に含んでいます。適切に調理し、安全でおいしい離乳食を作りましょう。
全卵で離乳食を作る際は、食べやすさを重視してください。具体的なレシピと作り方のポイントは、次のとおりです。
料理名 | 作り方のポイント |
スクランブルエッグ | 食べやすいよう細かくほぐす |
オムレツ | 具材を加えて栄養バランスを考慮する |
ゆで卵 | 柔らかくしてから小さく切る |
パンケーキ | 小麦粉と混ぜてミニサイズにする |
茶碗蒸し | 優しい味わいで消化しやすくする |
全卵と野菜の蒸し物 | いろいろな野菜と組み合わせて食感を楽しませる |
フレンチトースト | 牛乳と混ぜて甘味を控える |
ポーチドエッグ | 完全に火を通して、小さく裂いてから与える |
カスタードプリン | 砂糖を控えめにして、滑らかな食感にする |
離乳食後期は食材の範囲が広がり、豊富な栄養素を摂取する絶好の機会です。全卵を上手に取り入れ、楽しみながら赤ちゃんの健康を育みましょう。
» 離乳食後期の進め方
離乳食での卵の進め方に関するよくある質問

卵を使う料理はアレルギーへの配慮が必要です。正しい調理法を理解すれば、お子さんに必要な栄養をしっかりと与えられます。
ここでは、離乳食期の卵の与え方についてよくある質問と回答をまとめました。安心して離乳食を楽しむためのお役に立てれば幸いです。
卵を毎日与えても大丈夫?
卵を毎日与えるかどうかは、アレルギーのリスクを慎重に考慮する必要があります。
離乳食を始めたばかりの時期には、過剰な摂取を避け、赤ちゃんの反応を見ながら少しずつ量を増やしていくのがおすすめです。全体の栄養バランスを考慮して、他の食品と組み合わせながら与えましょう。
アレルギーの心配がない場合でも与えすぎに注意し、適量を守ることが大切です。
熱を加えずに卵黄だけを与えてもいい?
生の卵黄を赤ちゃんに与えることはおすすめできません。とくにサルモネラ菌による食中毒の心配があります。
卵黄を離乳食で使うときは、必ず十分に加熱してから与えましょう。加熱により細菌を死滅させ、アレルギー反応のリスクを減らします。
生卵は赤ちゃんの消化にもよくないため、必ず加熱してください。
ゆで卵は何分ゆでればいいですか?
卵は卵黄のみからスタートします。初めて与えるときは、沸騰してから約20分間しっかりゆでた、かたゆで卵を使います。慣れてきたら12分間ゆでた、かたゆで卵にします。
離乳食で半熟のゆで卵はNGです。完全に火を通した、かたゆで卵を与えましょう。
市販の卵製品を使っても問題ない?
市販の卵製品を利用する際には、一定の注意が必要です。市販品にはさまざまな種類があり、添加物や保存料を使用している場合があります。
離乳食に市販品を使う場合は、以下の点に注意しましょう。
- 無添加の製品を選ぶ
- 塩分の低い製品を選ぶ
- 加熱状態を確認する
市販品には、半熟卵や加熱が不十分な商品もあります。何より重要なのは、成分表示を十分に確認し、赤ちゃんに安全な製品を選択することです。
まずは家庭で、ゆで卵の黄身を少量ずつ与えることからはじめます。市販品を使うのは、赤ちゃんが卵を問題なく食べられるようになってからにしましょう。
まとめ

離乳食で卵を取り入れる際には、慎重さが求められます。安全で健康的な発育のため、初期から後期にかけて徐々に卵を導入することが重要です。アレルギーへの配慮をしつつ、必要な栄養を得られます。初期から後期までの主な流れは以下のとおりです。
- 初期:卵黄からスタート
- 中期:徐々に卵白を加える
- 後期:全卵を摂取できるよう進める
いずれの時期も、卵は必ず加熱してから与えてください。
大切なことは子どもの様子を観察し、適切な量と頻度を見極めることです。とくにアレルギー症状が出ていないか注意を払って観察してください。
時期に応じた調理をすれば、卵をスムーズに導入できます。適切に取り入れ、健康的な離乳食を食べさせましょう。