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離乳食の進め方
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離乳食を吐き出す原因は?拒むときの対策や食事中の正しい対応を解説

なぜ?離乳食を出す 原因を知れば安心 対策を徹底解説!
sabuji
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  • せっかく準備した離乳食、口に入れてもすぐ出しちゃう…
  • なんで食べてくれないの?うちの子だけ?と不安になる…
  • 毎回だと正直しんどい…どう対応したらいいの?

赤ちゃんが離乳食を口から吐き出してしまうのは、離乳食期によくある悩みの一つ。でも、その理由や正しい対処法が分からず、戸惑ってしまうパパ・ママは本当に多いですよね。
離乳食・幼児食コーディネーターで2児のパパである「さぶじ」も、実際に同じ壁にぶつかり、試行錯誤を繰り返してきました。
この記事では、赤ちゃんが離乳食を吐き出す原因と、パパ・ママができる具体的な対策を「さぶじ」の経験と専門知識をもとにわかりやすく解説します。
この記事を読めば、「うちの子はなぜ離乳食を出すの?」という疑問がスッキリ解消し、焦らず落ち着いて対処でき、赤ちゃんの食事時間はもっと楽しいものになります。
原因と対策がわかれば、大丈夫。親子で食事の時間を笑顔で過ごせるようになります。今まさに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。

離乳食を出す原因

赤ちゃんが食事の前で笑っている

赤ちゃんが離乳食を口から出す主な原因は以下の7つです。

  • 新しい食感や味に慣れていない
  • 食べ物をうまく咀嚼・飲み込めない
  • 食べ物が好みではない
  • 歯が生え始め、口の中が敏感になっている
  • 離乳食を口に入れるスピードが早すぎて反射的に出してしまう
  • 食べることに集中できる年齢に達していない
  • 離乳食の温度が適正でない

以上の原因を理解し、適切に対処することが大切です。

離乳食を吐き出す心理

赤ちゃんが離乳食を吐き出す心理として、次の6つが挙げられます。

  • 探索行動の一環として行う
  • 新しい食感や味に対する反応を試している
  • 食事のコントロールを学んでいる
  • 嫌いな味や食感に拒否反応を示している
  • 言葉で表現できず、行動で感情を表現している
  • 舌を使って食物を口の外に出す練習をしている

以上の心理は、赤ちゃんが自分の体と食べ物の関係を理解し、食事に慣れるための重要なステップです。

赤ちゃんの反応に適切に対処する方法

赤ちゃんが抱っこされている様子

赤ちゃんの反応は多様です。親は意味を正確に理解することが重要です。泣き声や表情から意思を汲み取り、適切な対応を取りましょう。赤ちゃんが食事をしたがらないときは、無理に食べさせてはいけません。一定の時間を置き、再度食事を与えましょう。

赤ちゃんのペースを尊重し、安全で快適な食事環境を整えることで、食事が楽しくなります。赤ちゃんが自ら食べる意欲を示したら手づかみ食べをさせ、自立心を育む機会を与えましょう。食べこぼしや食べないことには怒らず、寛容な態度をとってください

さぶじ
さぶじ

一生懸命作った離乳食を食べずに、投げつけてくることもあったよ…(笑)
パパ・ママも大変だからイライラしちゃうよね。

はねちゃん
はねちゃん

今は食べる練習中なの、うまく食べられなくてゴメンね

さぶじ
さぶじ

パパ・ママも忙しいから、イライラせずに心に余裕を持つ工夫が必要です。
時短離乳食は、パパ・ママの心の余裕を作る解決策の1つになると思っています!

規則正しい食事リズムを守り、多様な食材を少しずつ試すことで、食事への興味を引き出せます。赤ちゃんの好みや食べ方に柔軟に対応することも大切です。長引く食事拒否や体調に異変を感じたら、すぐに専門家に相談してください。

専門家に相談するタイミング

赤ちゃんの食事で不安や心配がある際は、できるだけ早く専門家の意見を求めてください。主な相談タイミングは次のとおりです。

  • 赤ちゃんが離乳食を受けつけない
  • 赤ちゃんにアレルギー反応が現れる
  • 赤ちゃんの成長が離乳食では不十分と感じる
  • 赤ちゃんの食事態度に心配がある

専門家から適切なアドバイスを受けることで、赤ちゃんの健やかな成長を支えられます。

さぶじ
さぶじ

1人で抱え込まず、早めの相談を心がけましょう!

離乳食の進め方と量の目安

赤ちゃんがスプーンをくわえている

離乳食の進め方と量の目安を知る上で、次の2つを押さえておきましょう。

  • 離乳食の基本的な進め方
  • 離乳食の適切な量の目安

離乳食の基本的な進め方

離乳食を始める時期は生後約6ヶ月が一般的で、最初は1日1回、10倍粥など少量から始めるのがおすすめです。赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に回数と量を増やしましょう。食材は、アレルギー反応に注意しながら1種類ずつ導入してください。初めは量よりも、食べる習慣を身につけることが重要です。

母乳やミルクは離乳食と並行して与えてください。食事の時間を楽しくすることで、食べ物への好奇心が生まれます。

もっと詳しく離乳食の進め方を知りたい方は、こちらを参考にしてください。

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離乳食の適切な量の目安

カップに入った離乳食

赤ちゃんの成長に合わせて離乳食の量を調整することは、非常に重要です。あくまで基準であり、赤ちゃんの個々の成長や活動量、食欲に合わせて適宜増減する必要があります。

月齢に応じた1回分の目安量を以下にまとめます。

月齢食事回数炭水化物タンパク質野菜・果物
5~6ヶ月1回(前半)
2回(後半)
25~30g
(10倍がゆの場合)
5~10g15~20g
7~8ヶ月2回50~80g
(7倍がゆの場合)
10~15g20~30g
9~11ヶ月3回90g
(5倍がゆの場合)
15g30~40g
12~18ヶ月3回+間食1~2回80g
(軟飯の場合)
15~20g40~50g

以上はあくまで目安です。赤ちゃんの体重や食欲、成長度合いによって適宜調整してください。食べる量は変動するため、食べ残しは普通です。無理に食べさせるのはやめましょう。
» 離乳食の量はどれくらい?

もっと詳しく離乳食の量について知りたい方は、こちらを参考にしてください。

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離乳食を食べさせるときのポイント

離乳食とバナナ

離乳食を食べさせるときのポイントは、次の2点です。

  • 食材や味付けを工夫する
  • 赤ちゃんの味覚を理解する

食材や味付けを工夫する

離乳食には、新鮮で栄養価が高い旬の食材を使いましょう。食材は柔らかく加工し、赤ちゃんが食べやすい形状にするのが重要です。塩分や砂糖は控え、赤ちゃんの腎臓に負担をかけないよう注意してください。新しい食材を入れる際は、アレルギー反応に注意が必要です。

食欲をそそる色鮮やかな野菜の使用や、滑らかな食感を出すブレンダーやフードプロセッサーの使用も効果的です。野菜や果物の甘みを活かせば、砂糖を使わずにおいしい離乳食が作れます。段階に合わせて固さや粒の大きさを調整してください。

さぶじ
さぶじ

少量の調味料を使ってOKなのは8~9ヶ月頃から。
12ヶ月頃から大人の食事から取り分ける場合も、味付けは大人の1/3程度にします。

赤ちゃんの味覚を理解する

赤ちゃんがスプーンを使って離乳食を食べている様子

生まれたばかりの赤ちゃんは甘いものを好む傾向があり、成長とともにさまざまな味を受け入れます。離乳食は薄味から始めるのが一般的です。赤ちゃんの味覚は成長に伴い変化するので、反応を観察しながら食材や味付けを調整しましょう。新しい味に拒否反応を示すのは自然なことです。何度も試しながら徐々に慣れさせましょう。

食事中の赤ちゃんへの対応

母親が赤ちゃんに離乳食を食べさせている様子

食事中の赤ちゃんへの対応として、次の3つのケースを知っておきましょう。

  • 食べムラがある
  • 遊び食べをする
  • まる飲みや食べこぼしをする

食べムラがある

赤ちゃんの食べムラは成長過程でよく見られる一時的な現象です。一般に、空腹時に食事を与えることで改善されます。リラックスできる環境を整え、好みの食材やメニューを与えるのも良いです。食器を変えてみるなど、家族で食事を楽しむことが大切です。

赤ちゃんがたくさん食べたら褒めてあげましょう。食べムラが長期間続く場合は、専門家に相談してください。

さぶじ
さぶじ

昨日美味しそうに食べていたメニューを翌日に食べないこともありました。食べている離乳食の量は、1回の食事でなく、1週間程度の期間で確認しましょう。

遊び食べをする

赤ちゃんが座って遊び食べをしている

赤ちゃんの遊び食べは、食事を楽しんでもらうために、ある程度許容しなければいけません。食べ物を手に取りやすい形や大きさにし、親子で食事を楽しむことで改善されます。遊び食べが食事の邪魔にならないよう適度に制限を設けるのも重要です。

食後に遊び時間を設ければ、食事に集中するようになります。食事を少しずつ与えることで、食材の無駄も避けられます。

まる飲みや食べこぼしをする

赤ちゃんが食べ物のまる飲みや食べこぼしをする際は、一度に食べられる量を見極めるのが肝心です。急かさず、飲み込みやすい量を与えましょう。食べやすいように食べ物の固さや形を調整し、適切なスプーンを使ってください。

食事に集中できる環境を整え、正しい姿勢で食事をさせると、飲み込みやすくなります。食事に興味を持たせることも大切です。ビブやマットの使用も効果があります。

離乳食を拒むときの対策

赤ちゃんが離乳食を食べながら笑っている

離乳食を拒む赤ちゃんへの対策として、次の2つを理解しましょう。

  • 口を開けない赤ちゃんへの対処法
  • 食事の時間を楽しくする方法

口を開けない赤ちゃんへの対処法

赤ちゃんが口を開けずに不安になっても、決して焦らないでください。親がリラックスすることで、赤ちゃんもリラックスして食事に臨めます。赤ちゃんが口を開けない場合は、次のことを試してみましょう。

  • 興味を惹く食器を使用する
  • 食事中におもちゃは使わない
  • 食事は小さじ1から始め、徐々に量を増やす
  • 食事時間は短く設定し、無理強いしない
  • 赤ちゃんが食事を楽しめる工夫をする
  • 赤ちゃん自らの力で食事させる
  • 休憩を取り、後で食べさせる

以上を実践すれば、赤ちゃんは食事に対する興味や好奇心を持ちやすくなります。

食事の時間を楽しくする方法

2歳時ぐらいの男の子が、楽しそうに食事している

食事の時間を楽しくすることで、赤ちゃんは食事が楽しみになり、食べることに積極的になります。以下の方法を試してみましょう。

  • 家族全員で食卓を囲む
  • ゲーム感覚になれる食器を使う
  • 好きな音楽をかけて歌を歌う
  • 話しかける
  • 赤ちゃんに食べるものを選ばせる
  • 簡単な遊びを取り入れる
  • 食べ物の形や大きさを工夫する
  • 食事を習慣化する
  • 食事の準備や後片付けを一緒に行う

以上を実践して成功体験を重ねることで、赤ちゃんは食事に対してポジティブな感情を抱くようになります。

離乳食に関するよくある質問

テープルに離乳食用の食器とコップがセットされている。

離乳食に関するよくある質問は、次の3つです。

  • 食べ物の形でうんちが出るのはなぜ?
  • 3回食に移行するタイミングは?
  • 体重が増えない場合は?

食べ物の形でうんちが出るのはなぜ?

便が食べ物の形で出る理由の多くは、消化不良にあります。消化酵素が不足し、食べた物が体内で十分に分解されないのが原因です。トウモロコシやナッツは消化しにくい食材として知られています。早食いや食べ物をよく噛まずに食べることも消化不良を引き起こします。

消化器官の機能低下や病気の可能性もあるため、医師への相談も検討してください。適切な咀嚼と消化を助ける食生活を心がけましょう。

3回食に移行するタイミングは?

幼児が指で3を表している。
壁にも数字の3が書かれている

3回食に移行するタイミングは、生後9~11ヶ月が目安です。赤ちゃんが1日2回の離乳食をしっかり食べられるようになってから移行してください。母乳やミルクだけでなく、離乳食からも必要な栄養を取れることが大切です。夜通し眠れるようになり、昼間の活動が活発になることも、3回食へ移行するサインです。

移行タイミングは赤ちゃんによって異なります。小児科医や保健師などの意見を参考に、赤ちゃんの様子を見ながら進めましょう。

さぶじ
さぶじ

1日3回の食事のリズムを整えることが重要だよ。
この時期は手づかみ食べも始まると、テーブルや床がビックリするぐらい汚れるよ・・・
パパ、ママも大変だけど、穏やかに見守ってあげましょう!

もっと詳しく生後9~11頃の離乳食後期について知りたい方は、こちらを参考にしてください。

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体重が増えない場合は?

体重が増えない原因として、栄養不足が考えられます。鉄分やビタミンなど、食事で不足している栄養素がないか確認し、カロリーや栄養バランスを見直しましょう。赤ちゃんの食べる量が少なければ、少量ずつでも頻繁に食べさせる工夫が必要です。消化吸収に問題がないか、小児科や栄養士への相談も有効です。

活動的な赤ちゃんはエネルギー消費が多いため、余分に食事を与える必要があります。発育曲線を使い、体重の増加が正常範囲か確認してください。赤ちゃんの成長には個人差があります。体重が増えていなくても元気であれば心配ありません。焦らずに赤ちゃんの成長を見守り、健やかな発達をサポートしましょう。

さぶじ
さぶじ

姉妹でも成長のペースには違いがありました。
赤ちゃんのペースも個性ですので、尊重して見守り、心配な時は早めに専門家に相談しましょう!

まとめ

母親がスプーンを使って、赤ちゃんに離乳食を食べさせている。

赤ちゃんが離乳食を吐き出すのは、食べ物の新しさに慣れ、食べるペースを見つけているからです。専門家の意見を参考に正しい対処法を学ぶことで、赤ちゃんの食欲をしっかり確保できます。離乳食は適量を見極めながら、段階的に進めるのが大切です。食材の工夫や赤ちゃんの味覚を理解することも重要です。

食べムラや遊び食べには適切に対処し、食べこぼしを防いでください。離乳食を拒んだら、楽しい食事時間の工夫や口を開けさせるテクニックを使いましょう。離乳食に対する不安や疑問は共通しています。親同士で情報交換することが解決の糸口になります。
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さぶじ
さぶじ
離乳食・幼児食コーディネーター/2児の父
「時短離乳食・幼児食で心に豊かさを」

長女が離乳食を開始した際、何から手をつけて良いのかわからず大苦戦。妻から「手作りの離乳食を」との願いを受け、週末は次週分の離乳食作りに追われる日々を送る。

仕事と子育ての両立の中、離乳食の準備の大変さを痛感。次女が誕生のタイミングで、より効率的かつ適切な方法で離乳食を提供するため、離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取得。

経験をもとに、効率よく、そして健康的な離乳食・幼児食を提供するためのグッズや商品をブログで紹介・レビューしています。

子育ての真っ只中で忙しさを感じているすべてのママ・パパへ。離乳食や幼児食作りに追われる日々から、心に豊かさを取り戻せるような情報を発信しています。

特に、パパたちが主体的に離乳食・幼児食作りに参加することで、家族全体の絆が深まると信じています。
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